ジャンク品は修理できるもの?
非常に珍しい時計や高級な時計が信じられないような値段で販売されている、でも「ジャンク品」との表示がある。
このジャンク品とは、そのままでは使える見込みがないものという意味ですが、裏を返せば「手を掛ければ直るのでは?」という期待を持たせる言葉でもあります。
ただ時計に関しては、「ジャンク品」=修理できる見込みが無いものとお考えいただくほうがよいかもしれません。
オークションなどで格安で販売されているものがありますが、「ジャンク品」との表示があるということは、販売者が修理できないものであることを知っていて、あとからトラブルにならないように、「ジャンク品」と記載していることが実際は非常に多いのです。
この場合には、「修理ができない」ことがわかる人が販売していますので、ジャンク品の表示は、直る見込みがないということです。
昨今ではオークションも業者が個人を装って販売していることもあり、完全に廃棄されるようなものがジャンク品として販売されていることもあります。
確かに中には「修理ができるジャンク品」もあるかもしれませんが、そのような品をいくつも買えば、却ってきちんと修理・調整されているものを買うよりも高くついてしまうことがあります。
ある程度わかっていて、宝くじや遊び感覚で買うことにはよいのですが、初めて買う方やあまり知識のない方には絶対にお勧めできません。