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見積もり金額と料金がまったく違う

時計の修理でよくあるトラブルが、最初にもらった見積もり金額と、仕上がった時の請求金額がまったく違うという問題です。

大切な時計は修理店にあるので、しぶしぶ料金を支払うはめに。

 

こうなってしまう一番の原因は、お店側がしっかりと料金について説明していない点でしょう。

通常見積もりは、その時計を預かった時点で「概算」の見積もりが伝えられます。

お店にもよりますが、「よくできるお店」では、この概算時点でほぼ正式なお見積り金額、若干の前後はあるものの、ご請求時点でもほとんど変わらない料金になります。

経験や知識などで、最初の見積もり時点で、おおよその問題の把握、必要な作業量、必要な部品などの計算がその時点でできているからです。

もし不確かな部分があれば、その時点でお客様に、「部品の交換が必要になる場合は、このくらいの料金が追加になるかもしれない」と前もって連絡をしてもらえる、それがわかるだけの技量がある技術者だというわけです。

できるお店であれば、お客様とのトラブルにはほとんどなりません。

 

ですがそれとは反対に、見積もりの時点で状況が把握しきれていない、部品の値段がわからない場合は、見積もり金額には正確性がありません。

またお店や担当者によっては、「必要な料金は追加するのが当たり前」と思っている方もいらっしゃいます。

部品が無いと動かないのだから、その分は追加させてもらって当然、お客様にも了承を取らないというケースもよくあります。

特にこのようなケースで、見積もり金額と請求金額が大きく違うということが起こります。

 

修理を依頼するときは、最初の見積もり金額で大丈夫なのかどうか?

追加料金が発生する可能性はあるのか?

追加料金が必要な場合は、前もって連絡をしてもらえるのかどうか?

などは尋ねておきましょう。

丁寧にまめに連絡をくれる担当者であれば、あまり問題にならないケースが多いようですが、連絡が無いお店の場合は、しっかりと確認しておきましょう。

 

そしてお客様にもご理解をいただきたいのは、修理を進めている段階で、見積もり当初には見つからなかった問題が見つかることもよくあります。

そのような理由・修理箇所があって、料金が追加になることは、どうしてもやむを得ないものです。

そのようなケースでは、お店や技術者側から説明があると思いますので、その内容を聞いて納得をした上で修理を進めてください。

ただこのようなことがわかるのは、たいていは修理を進めている途中です。

追加料金が高くなってしまうことを理由に、修理を途中で止めてしまうことは、その時計が動いていた時計であれば、あまり得策ではない可能性があります。

理由は別のページでご説明をしていますので、そちらをお読みください。

<見積もりに出したら動かなくなって戻ってきた>

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そんな時は当協会までご相談ください。

協会所属技術者が修理を受けられる状況であれば、修理をさせていただきます。

 

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